めいきんぐ・おぶ・うぇぶさいと

ウェッブホスティングサーバーを借りる
  1. ウェッブホスティングサービスとは?
  2. バーチャルドメインとは?
  3. プレゼンスプロバイダとは?
  4. プレゼンスプロバイダ"DIGIWEB"にサーバースペースを借りる(96年)
  5. 独自ドメイン"nikami.com"を取得(96年)
  6. 値段はどれくらい?
  7. なぜ海外のプレゼンスプロバイダを利用するのか?
  8. 海外のプレゼンスプロバイダの利用には何が必要?





1.ウェッブホスティングサービスとは?

 ウェッブホスティングサービス、単にホスティングサービスとも言いますが、これは、WWWサーバーに、ホームページ用のディスクエリアを貸してくれるサービスのことです。自宅などからネットにアクセスするために契約するアクセスプロバイダも、ページ用のディスクエリアを貸し出してくれますが、これはあくまで本業のネットにアクセスする会員を獲得するための付加的サービスにすぎません。
 一方、ホスティングサービスの方は、このサービスだけで、売りにしているだけあって、その内容には様々なものがありますし、アクセスポロバイダが提供してくれるものに比べると、内容も出来ることも充実しています。
 もちろん有料のものがほとんどですが、使用できるディスクエリアは大きい、使用できる機能も豊富、独自ドメインでの運用が可能など、技術的に大抵のことはできます。このページのように、独自ドメイン(http://www.nikami.com/)を取得して、大きなディスクエリアを使用しようと思えば、大抵はこのウェッブホスティングサービスを利用する事が多くなると思います(自分で専用線を引いて自前でサーバーを立ち上げるというのも今では可能です)。




2.バーチャルドメインとは?

 ホスティングサービスを利用すると、独自ドメインでの運用が可能であると、説明しました。独自ドメインとは、このサーバーで言えば、http://www.nikami.com/、コンサデコンサのページで言えば、http://www.consadeconsa.com/といったように、URLの最初の部分に自分用のドメイン名を使用できると言うことです。これが、アクセスプロバイダや無料レンタルページなどだと、そのプロバイダのドメイン名/ユーザーの名前 といった並びになります。最初に出来たリムネットのURLのようにhttp://www.st.rim.or.jp/~hnikami/といった具合です。
 さて、このドメイン名は、一つのIPアドレスに割り振られます。すなわち、www.nikami.comというドメイン名は、ある一つのIPアドレスに割り振られるわけです。IPアドレスは、ネットに接続するコンピューターを識別するために、各コンピューターごとに割り当てられるようになっているので、このままでは、一つのマシンに一つのドメインしか割り当てられません。そうすると、借りる側から見ると、ホスティングサービスを利用するためには一台のコンピューターを丸ごと借りなければならないということになります。そのような一台丸ごと貸し出すサービスもありますが(Dedicated Serverサービスという)、利用料金が一桁違います。貸す側にしても借りる側にしても非常に非効率的です。
 そのため、WWWサーバー用ソフトには、一台のマシンに複数個のIPアドレス(ドメイン名)を割り当てられる機能をもっています。この機能を利用すると、一台のマシンのハードディスクのエリア(ユーザーのディレクトリ)事に、IPアドレス(ドメイン名)を割り振ることが出来、コスト的に節約できます。このようなユーザーのディレクトリを一台のマシンと想定して仮想的にIPアドレス(ドメイン名)を割り振ったものをバーチャルドメインといいます。
 一般のアクセスプロバイダのウェブサービスでも、技術的には可能ですが、手間とコストが余計にかかるため、普通は提供されていません。
 ホスティングサービスを提供しているところでは、このバーチャルドメインのサービスも同時に提供しているところが多いですが、ホスティングサービス自体はWWWサーバーのディスクエリア貸し出しサービスのことなので、料金を下げる変わりにバーチャルドメインのサービスを提供していないところがあります。そのような場合は、アクセスプロバイダのウェブサービスと同じように、http://www.プロバイダ名/ユーザー名/といったURLになることがあります。





3.プレゼンスプロバイダとは?

 プレゼンスプロバイダ(ホスティングプロバイダと呼んだりもする)というのは、上記のような、ホスティングサービスを提供してくれるプロバイダのことを指します。アクセスプロバイダと区別して利用されることが多いです。アクセスプロバイダと異なり、自宅などからネットへアクセスするためのサービスはたいていの場合、提供していません。そのかわり、ホスティングサービスを提供するために特化していて、ホスティングに関する様々なサービスを提供しています。
 検索ページで、ホスティングサービスとか、プレゼンスプロバイダと調べれば、かなり多くのプロバイダが見つかることと思います。アクセスプロバイダと同じように、小さなものから大きなものまで、いっぱいあり、当たりはずれもけっこうあります。
 一般には、安かろう悪かろうですが、かならずしも高かろう良かろうでないところが、プレゼンスプロバイダを選ぶ際に、頭を悩ませるところですね。プレゼンスプロバイダを選ぶときに一番の参考になるのは、口コミ。実際に使っている人の評価。ただ、プレゼンスプロバイダも、時が経つと評価が変わるので、難しいところですが。





4.プレゼンスプロバイダ"DIGIWEB"にサーバースペースを借りる(96年)

 コンサドーレ札幌応援ページを開設して半年、ホスティングサービスを利用することになりました。これは、コンサドーレ札幌応援ページがのっていたRIMNETのディスク容量が足りなくなってしまったからです。当時、最初から利用できた容量は3MB。今から見ると、少ない容量ですが、当時はこれぐらいが普通でした。プロバイダによっては、ホームページのエリアの提供は別料金になっていたところもありましたし。
 で、コンサ応援ページが出来たときは、フロッピーディスク一枚に収まっていましたから、当然3MBに収まっていたのですが、だんだん足りなくなって、5MB、8MBと容量をオプションで増やしていきました。最終的には10MBまで増やしたのですが、このまま増えていくんだったら、ホスティングサービスを利用しても同じでは?と思いがわき、ページを移転させることに決めました。
 この時、RINNETのオプションで増やすディスクエリアの月の料金は1MB100円、ホスティングサービスの相場も月$20で、20MBと大体同じ(当時円高進んでいましたから)。それなら、いろんなサービスがついているホスティングサービスの方が良い、という判断です。

 プレゼンスプロバイダとして、"DIGIWEB"を選んだ理由ですが、当時、"DIGIWEB"は、ウェブ制作者の間では、結構密かに有名なプレゼンスプロバイダだったのです。アメリカのプレゼンスプロバイダなのですが、インターネット雑誌などに紹介されたりすることもあり、かなりの日本人が利用していたのではと思います。TOKUTOKU.COMとかも、最初はこのプロバイダで立ち上がったものです(TOKUTOKU.COMは、その後移転します)。DIGIWEBは、ソフト会社(コンピューターメーカー?)をやめた人が起こしたプレゼンスプロバイダで、その人が一人できりもりしていた家庭的(?)な会社でした。当時は(今でも)このようなスピンアウトした人が経営しているプロバイダは結構ありました。ちなみに、"DIGIWEB"は99年に買収されて違う会社になっています。
 気になるプロバイダとしての評価だったんですが、“個人で使うならOKだけど、商売で使うならやめた方がいい”というもの。結構サーバーが落ちるというのは評判で、2、3日のダウンは当たり前。そのため、企業などが商売で使うのなら信用かかわるからやめた方がいい。という理屈。そのかわり、家庭的で個人でやっているだけあって、結構無理も利く、何か使いたいサービスがあれば、直接交渉で何とかなる、といった面もあり、個人で使うなら結構便利、といったもの。料金も月$20、これで、ホームページエリア20MB、メール用エリア10MB、CGI、SSI使い放題。その他諸々ありといった風で、取り立てて問題はなかったので、ここを使うことに決めました。




5.独自ドメイン"nikami.com"を取得(96年)

 プレゼンスプロバイダを利用するにあたり、独自ドメイン名も取得することにしました。nikami.comがそれですけど、月20$に、バーチャルドメインのサービスも含まれていましたし、このサービスを使わないからといって、安くなるわけでもないから、使わない手もない。
 独自ドメインは、個人で取得手続きを行って、勝手に取得することも出来るんですが、この時は、始めてだったから、DIGIWEBに全ておまかせ。当時、個人で取得するドメイン名といえば、個人の名前が多かったように思う。ドメイン名は早い者勝ちだから、自分の名前はまず抑えておきたいところ。松坂屋ドメイン問題が話題に上っていた頃。自分の名前に関しては、nikami.comは空いていたけれど、hideki.comはすでに誰ぞに取得されていた。本命は、nikami.comだったから問題なし。
 ちなみに、comドメインを取得した理由は、簡単に取得できるから。当時、すでに日本にもインターネットがあったわけだから、日本のドメイン名というものをあったのですが、これは個人では取得できないことになっていました。go.jp、ac.jpのような公共機関ドメインは当たり前として、co.jp、or.jpなどの民間用も、企業や団体専用で、個人では取得は認めないというのが、日本のドメイン割り当て団体の決めたルールでした。これに対し、アメリカのドメイン名である三文字のドメイン(com、org、net)は、個人でも自由に取得できます。一応、comが民間、個人、orgが団体、netがネットと大まかな区分けはされていましたが、厳密なものではなく、取得は簡単です。
 ドメイン取得と意地には登録料などのお金がかるのですが、これも日本のものは高い。当時、comドメインが、新規登録料$50くらい、年間登録料$50くらいだったのにたいし、日本のドメインは、新規登録料2万円くらい、年間登録料2万円くらい。正確な値段はもう覚えていませんが、とにかく日本のはとにかく高いという印象がありました。

 ドメインに関しては、その後、いろんな国のドメインが自由に取得できるようになり、日本のドメイン名も個人で取得できるものがでてくるなど、いろいろ変化します。
 とりあえず、自分用のnikami.comは取得できたので、コンサページをこのドメインに移転させることになったのでした。




6.値段はどれくらい?

 プレゼンスプロバイダの相場は、代替月$20だと思います。日本国内のアクセスプロバイダもだいたい月2000円くらいだから、このあたりが個人向けサービスの相場なのではと思います。当時のサービスの相場は、この価格でだいたい数十MB。独自ドメインの使用が可能で、CGI、SSIがOK、といった感じ。ただし、個人向けが多いので、サーバーがダウンすることがあるのは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。企業が商売に使うサーバーの場合、ダウンしてしばらく普及しないというようなのは困りもんですから、この相場では無理でしょう。当時も企業向けのプレゼンスプロバイダもありましたが、桁が一個違いました。そのかわり、バックアップやトラブル時のサービス体制が整っており、それなりに、といった感じです。

 プレゼンスプロバイダのサービスの内容は、当然年を経る事に良くなっていくのですが、価格はあまり変動しないで、サービスの中身がよくなるみたいです。たとえば、利用できるディスクエリアが百MBになったりという風にです。回線やインフラの設備投資費は下がってきて、マシンや周辺機器のパフォーマンスは上がっていきます。ただ、回線に関しては、要求される回線の太さが、年を経るに連れて、大きくなっていきますから、常に増強し続けなければならないみたいですが。これはCPUもおなじで、サーバーの本体部分も定期的な増強が必要になります。これに対し、ハードディスクの価格パフォーマンスの市場ののびは異常に早かったみたいで、今では、昔比べると、安い価格で遙かに大きなディスク容量のハードディスクが手に入ります。そのせいか、最近のプレゼンスプロバイダの提供するディスク容量は100MBくらいが標準。さがせば500MBくらいのものあります。




7.なぜ海外のプレゼンスプロバイダを利用するのか?

 一番の理由は安かったからです。トラブルの時の交渉や、その他のことを考えると、国内のプロバイダの方がいいのですが、何せ安かったので。当然、サーバーはアメリカにあるので、情報は太平洋の底にある光ファイバーを通って、入ったり来たりするのですが、距離がかかっている割合には、国内のサーバーにアクセスするものに比べて、アクセスが遅いと言うことはありませんでした。逆に、当時は、国内のプロバイダの回線が貧弱だったので、アメリカのサーバーにアクセスした方が早いということも多々ありました。今でも、そんなに体感速度が大きく違うということはないと思います。
 国内のプロバイダでも、サービスの内容と価格に納得できたら、問題ありません。むしろ、先に言いましたように、トラブルの時などを考えると、国内の方がよいかもしれません。ただし、当時はそんなに多くの国内のプレゼンスプロバイダがあったわけではなく、アメリカの方が安かったです。
 また国内のプロバイダの場合、アメリカのプレゼンスプロバイダのリセラーがほとんどでしたので、そのような場合は、本家のアメリカのプロバイダと直接契約した方が、安く上がるといったことも理由の一つでした。リセラーというのは、プレゼンスプロバイダから大きなディスクエリアあるいは、サーバー丸ごと借りて、それを小売りにする業者のことです。マージンを上げなければならないので、当然価格は高めになります。ただ、プレゼンスプロバイダ側にしてもまとめ買いしてもらっているようなものなので、リセラー向けの価格は、一般個人向け価格に比べると安くなっているはずで、それを利用して利益をいかにして上げるかは、リセラーの腕次第といったところです。代理店といった感じのものです。

 今では、国内にも多くのプレゼンスプロバイダがいて(リセラーなのも、リセラーでないのも)、いろんなサービスを提供していて、有料、無料ありますので、自分に合ったもの選ぶと良いと思います。いづれにしても、悪徳業者もいますので、そういうものだけにはひっからないよう注意しなければいけません。




8.海外のプレゼンスプロバイダの利用には何が必要?

 やはり、英語の知識がちょっとは必要です。日本の英語教育のひずみのせいで、英語アレルギーの人も多いでしょうが、こればっかりは、どうしようもありません。
 ただ、契約や連絡の際、電話越しに交渉したりすることはまずなく、ホームページ、またはメールを介してのことが多いので、ぺらぺら話せる必要はありません。辞書を片手に、時間をがかかってもいいので読んだり、書けたりすれば大丈夫です。何はともあれ、チャレンジしてみることが大切です。

 また、お金はクレジットカードで払う場合がほとんど全てなので、クレジットカードも必要あります。アクセスプロバイダを利用するとき、ほとんどクレジットカードですから、たいていの人は持っているとは思いますが。




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